政権交替

総選挙の結果、自民党が惨敗し、民主党が政権を担うこととなった。小選挙区制度の結果、良くも悪くも...

山本毅法律事務所 新着情報

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政権交替

(2009-09-02)

2大政党時代へ

総選挙の結果、自民党が惨敗し、民主党が政権を担うこととなった。小選挙区制度の結果、良くも悪くも得票以上に当選結果に大きな差を生じるため、2大政党間の政権交替が行われることになります。政権交替によってこれまでの膿を出し、新たな政府による新たな政治が行われることを期待したい。


社民党をどうするか?

民主党の政権に社民党が加われば、日本の安全保障に重大な問題を引き起こすおそれがあります。選挙中から非核三原則の法制化、自衛隊の海外派遣の禁止、憲法改正反対を唱えていましたから、連立をする条件としてこれらを要求してくることは明らかです。しかしそのようなことを呑むことは日本の安全保障に悪影響を与えることは明らかです。連立をあせる必要はありません。


現実を見据えた安全保障政策を

民主党の政権公約には、安全保障の観点が乏しかったですが、政権与党となったからには、国の独立と安全を守ることが、第一の使命となります。まず日本の置かれた地勢的位置を踏まえた現実的な安全保障政策の立案を期待します。これまでの外交に欠けていた軍事力の視点を加えた、北朝鮮、中国、韓国、ロシア、アメリカとの対応を定める必要があります。